生後11ヶ月の娘・ぽよを子育て中の我が家。
これまで、
夫婦がダブルベッド、
娘・ぽよ(生後11ヶ月)がミニサイズのベビーベッドで
3人同じ部屋で寝ていました。
しかしとうとうぽよ、1歳を前に、ゴロゴロ転がって柵にぶつかりまくるようになったためベビーベッド卒業です。
結論から言いますと、
「ミニベビーベッド(60x90cm)卒業後は
IKEAの伸長式ベッドを80x130cmで使うことにしました!」という話です。
そこに至るまでの紆余曲折をつらつら綴ります。
寝室に対する考え方
結婚するとき
そもそもわたしは睡眠に対しては少々こだわりがありました。
「将来別々で寝たい時が来るかもしれないからシングル×2にするべき」
という意見も多く見聞きしたものの、
「夫婦は一緒に寝るべき。ケンカして別々に寝たいと思うことがあっても『一緒に寝ざるを得ない』という状況にしておくべきで、シングル×2のように逃げ道を作ってはいけない」
という信念のもとダブルベッドを購入。
実際、ケンカしたときも同じベッドで寝ていればベッドに入った時や起きた時、ふと手をつないだりなんかするとなんとなく許せてしまう、ということもよくあるので、今のところこれでうまくいっているなぁと思っています。
妊娠してから
ベビーベッドにするか布団で添い寝にするか考えたときは
「2人の子どもなんだから、赤ちゃんが夜中泣いて夫が起きてしまうのは仕方ない。キリッ」という若干フェミ的思想や
(今は夜泣きがひどい時のみぽよを連れてリビングに避難しています)
「子どもが生まれても家庭の基盤は夫婦。夫婦は一緒に寝るべき!」
という欧米かぶれ思考により、母子が布団で添い寝案は一瞬で却下。
ただ、寝室がもともと狭い上、
狭い家にふさわしくない横幅の広いチェストがあるため(他の部屋にも移動できるスペースがない)
普通サイズのベビーベッドにするとクローゼットが片方開けられなくなるΣ(´∀`;)
ということで、使える期間が若干短くなるのは承知のうえで、とりあえずミニサイズ(90×60cm)のベビーベッドにし、使えなくなったらそのとき考えよう!と、問題を先送りにしていました。
もともとの寝室
ベビーベッド設置後
が、とうとうベビーベッド卒業。
今後についていろんな可能性を考えてみました。
案1:ダブルベッドで3人で寝る
→却下。
狭い!それにマットレスが柔らかいためぽよの窒息や背骨への影響が心配。
案2:ベビーベッドを撤去、空いた床に布団を敷いてぽよのみ床で寝る(ベビーベッドよりは広くなる)
→2日ほど試して却下。
まずぽよだけ低いところに寝ることに抵抗があるし、ほこりも気になる。
ぽよも、大人のベッドやチェストなどの高いものに囲まれるのが怖いのか、夜起きたときに泣き方がかなり激しい。
案3:夫婦が一緒に寝るのは諦め、母子のみ別室で布団で寝る
→2日ほど試して却下。
別室はそもそも物置部屋状態で物が多くて落ち着かないし、壁一面本棚なので地震があったときのことを考えると不安。
そしてやっぱり、完全に夫婦が別になることに抵抗やさみしさを感じる。(「ちょっとさみしい」と漏らしたところ、夫も同じように感じていたよう)
「母子がダブルベッド、夫が別室」案についても、別々に寝るのはさみしいことや、ダブルベッドのマットレスの柔らかさ問題は解決されないため却下。
ということで、
案4:横長のチェストを処分してスペースを空ける。空いたスペースに子ども用ベッド(大人用より少し小さめ)を置く案を検討するためベッドを探しに行くことに。
選んだのはIKEAの伸長式ベッド「SUNDVIK」
まずはニトリや無印を見ましたが、日本ではそもそも「シングルサイズのベッドで寝られるようになるまでは布団で寝る」という考え方なのでしょうか、子ども用のベッドというのはありませんでした。
狭い我が家の寝室にシングルサイズのベッドを増やそうとすると、チェストなどの収納が何も置けなくなるし、
部屋の横幅いっぱいいっぱいになって歩くところがなくなってしまいます。
じゃあそもそも子ども用ベッドって発想がどこから出てきたんだっけ?と思ったらIKEAで見かけていたのでした。
70×160cmのコンパクトなものや,
80×200cmのものがありました。
「横幅70cmって、普通サイズのベビーベッドと同じかぁ。ちょっと狭いかな」
「長さ200cmって、大人のシングルサイズと同じ!?じゃあシングルサイズでもいいのかな」
と悩んでいたら、
80×200cmの方は長さが変えられ、
最短130cmで使うことが可能でした!
これなら最初は130cmで使えばいいし、
将来もっと広い家に住んだ場合200cmにすればかなり大きくなっても使える!
(長さ的には、200cmってシングルサイズと同じだから大人になっても使える。横幅がちょっと狭いかもだけど)
そして気付きました、長さ130cmって、普通サイズのベビーベッド(120cm)とほぼ同じ。
ということは、
クローゼットの扉を片方開かずの扉にすれば、チェストを捨てなくてもベッドが置けるのでは…!
…と、いうことで、
チェストについては処分せずとりあえずそのまま使い続けることにし、
クローゼットは片方開けられなくてもなんとか使えるように中の配置を工夫し、
無事3人同じ部屋で寝られることとなりました!
このようになりました
ぽよも嬉しそう。
80×130で広さはこんな感じ。
わりと広々としていて、のびのび寝ています。
大人のベッドとの隙間にはクッションやぬいぐるみを。
チェストについては、
結婚するときに母とIKEAに行き「これいいんじゃない?」と言われてなーんにも考えずに買ってもらったものなのですが、
「狭い家に大きなものを置いてスペースを無駄にするなんて、
チェストを捨てること以上にもったいないことだ!」
と完全に捨てモードになっていたものの
「買ってもらったものなのに、まだきれいなのに捨てるなんて…」
「今の家では邪魔でも、次引っ越したら問題なく置けるかもしれない…!」
と、モヤモヤがあったのも事実。
不要なものをガンガン捨ててスペースを作ることも大事ですが
物を大切に使う、ということもやはり大切ですもんね。
「クローゼットが片方開けられなくなる」という不便さよりも
「とりあえずチェストを捨てずに済んだ」という安堵の方が今は大きいので
現時点で我が家でできる最善の方法がとれたのでは、と満足しています。
【追記】
その後第二子が生まれ、やむを得ず夫婦が別室で寝ることも増えるようになりました。
それを経験してみて、やはり夫婦は一緒で寝るのがいいなぁと再認識しています。
別室で寝ることでスキンシップが断然少なくなり、相手に対する愛情や思いやる気持ちがすり減っているのをひしひしと感じています。
別室で寝るようになってしばらくしたら、こんなギスギスした関係に。。
(その後意識してスキンシップ増やしたら解消した気がする)
ちなみに、
次女の夜泣きで別室に避難する時には三つ折りのマットレスを使っています。
↓こんな感じのもの
敷布団では腰が痛くなるのでマットレス必須なのです。
自立させて乾燥させられるので三つ折りのものが断然オススメです。
↓こっちも分厚くて気持ちよさそうで気になる…今のがへたったらこれにしてみようかな。
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▼IKEAにはかなりお世話になっています。
▼クリスマスツリーやオーナメントもIKEAです。
▼育児中でも自分のケアを諦めない。
▼夫の話。夫婦関係についてよく書いています