先日、親戚が集まる機会がありまして、叔母と話していると
「今年から孫(小2)にクリスマスプレゼントをあげるのをやめようと思ってる。
あげても『サンタさんから』ってことになっておばあちゃんがあげたってわからないし、すぐにお正月でお年玉をあげるから、『おばあちゃんからのお年玉』で好きなものを買ってね、っていうほうがいいと思って」
ということを言っていました。
これが私にとってはプチ衝撃で。
え!?親からはともかく、おばあちゃんからのクリスマスプレゼントも『サンタさんから』になっちゃうの!?と。
(親であるいとこはその場にいなかったので、詳しい話は聞けなかったんですけどね)
そして、やっぱりクリスマスプレゼントはふつう『サンタさんから』ってことにするのかなぁ、と。
サンタを信じていたことがない
サンタクロースの存在を信じていたことってありますか?
私は、物心ついた頃には親がプレゼントをくれていると知っていたので、記憶にある限りは心から存在を信じていたことがありません。
サンタクロース協会というのがあって、フィンランドには本物のサンタクロースがいる!というのは知っていますが、少なくとも「空飛ぶソリでやってきて枕元にプレゼントを置いていってくれるサンタ」というのは実在しないわけで。
何歳かはわかりませんがかなり小さいころ、深夜に目が覚めてしまって親がプレゼントを置きに来ているのを見たことがあるのですが、その時ですら「え!?親だったの!?」なんてびっくりしたりはせず、「あー今置きに来たのね」くらいの感想だった記憶です。
冷めた子どもではあったと思います。オバケや神様だって、いると信じていた記憶はないのです。(本当にいるかは別として。)誰も3番目のトイレに入らないのも、「空いてるのにもったいない、すぐ入れるのに」と思って普通に入っていましたし。
まぁ、両親もがんばって信じさせようともしていなかったと思います。なんせ、プレゼントの包装紙がイトーヨーカドーだったり、その包装紙に直接母の字で「みんなでなかよく遊んでね!」なんて書かれていたり。
こんな私なので、子どもにサンタの存在を信じさせることは難しそうです。
夫も超絶理系で非現実的なことが嫌い、ファンタジー物の本や映画も好きでないということで、我が家ではおそらく「クリスマスには両親(やおじいちゃんおばあちゃん)がプレゼントをあげる」というシステムにするのではないかなぁ、なんて思います。
信じさせること、夢を持たせてあげることに教育的な意義だとかメリットとかは感じていないのです。”サンタクロース物語”というファンタジーとして楽しんでくれれば。
「いい子にしてたらサンタさんがプレゼントをくれるよ」っていう、取引のようなことも言いたくないですし。
懸念は友達とのトラブル…
ただ、それで心配なのは、信じている子の前で真実を暴露してトラブルになるということ。。
私は子どもの頃からおしゃべりな性格ではなかったので、おおっぴらに「サンタなんていないよー!」なんて吹聴するようなことはしなかったのですが、
小学生の頃の親友が本気で信じていまして、言い合いになって若干ギスギスしたことはありました。。
アパートの5階に住む親友が「昨日の夜シャンシャンって鈴の音がしたもん。」と言い張るので、1階に住む私は「それどっかのおじさんが鈴鳴らしながら歩いてたよ。」と真実?を教えたりして。(なんだったんだろうあのおじさんは…。子どもに夢を見せたかったのかな?でも1階からは丸見えでしたよ!笑)
私の場合は少しギスギスしただけで済みましたが、もしかしたらもっとややこしいことになる可能性はありますよね。
ちょっとネットで検索してみると、「子どもが友達にばらしてしまい、その子の親に怒鳴り込まれた」という事例なんかもあり。。
め、めんどくさい。こういうトラブルを避けるには便宜的に信じさせてた方がいいのかもしれないけど、そんな理由ってのもなんだかなぁだし、そうすると今度はいつ真実を教えるのか、もしくはバレた時どう対応するのかを考えるのも面倒大変。
ごちゃごちゃ悩む
なんだか考えてもまとまりません。
- 信じさせないとして、信じている友達の前での振る舞い方を教えておく?(サンタはいないって言っちゃダメだよ、と?)
- でも本当のことを言うのって悪いことなの?
- そういうトラブルも人間関係の勉強ってことであえて避けなくても良い?
- そもそもどうしてサンタはいるって教えるんだろう?
- サンタを信じていた人たちは、信じていた間幸せだったのだろうか?
- もし幸せなのであれば、娘たちに幸せを与えてあげてもいいのかも?
- その場合、いつまで?年齢で区切って「今年で最後だよ」とする?
- 友達経由でいないってバレた時親に不信感を持たないか?
- 私は親にウソをつかれた・本当のことを隠されていたことがすごくショックな出来事として記憶に残っている。サンタ関連でもやはり信じさせる=ウソになるのだろうか?
- ぽよは誰かに買ってもらったものを誰からなのかすごくよく覚えてて、見ると「○○に買ってもらった!」と嬉しそうに言う。贈り主をサンタではなくきちんと教えて感謝させたほうがいいのでは?
思いつくままに書いてみたらこんなにずらずらっと。
サンタ、クリスマス、恐るべし…。
娘たちにとってクリスマスはどうあってほしいか
よくわからなくなってきたのでそもそものところを考えてみると、
「娘たちにとってクリスマスはどうあってほしいか」なのかな。
私の場合、その答えは
- プレゼントがもらえる、わくわくする日
- 家族でパーティーをしたりおいしいものを食べたりする、楽しい日
これくらいのものかもしれません。
これが叶えられるのなら、結局どっちでもいいのかも。
今年はとりあえず、難しい問題は先送りにして
パパとかかからのプレゼントだよ、おじいちゃんおばあちゃんもくれたよ!
クリスマスツリーってきれいだね。クリスマスって楽しいね!
こんな日にしようかな、なんて思っています。
・・・・・
今日でぴよさん4ヶ月になりました。ぴよさんお気に入りのおもちゃたちと共に。
ぽよがおもちゃをカチカチ鳴らすとぴよさん爆笑。
謎ポーズ。
ぴよさんの後頭部ハゲがひどいことに…。
続編はこちらです