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「内気」は最大の“強み”!『静かな力: 内向型の人が自分らしく生きるための本』【読書サークル第1回】

お題「はてな読書会」

読書サークル第1回目!『静かな力』 

以前告知した「ブログで読書サークル」、第一回目が始動しています。

 

www.hjerteligvelkommen.com

 

一回目の課題図書はこちら。 

 

既に書いてくださっているマキロさんの記事はこちらです!↓

www.hayabusacoffee.com

 

ちなみに私の記事は、本のレビューではなく、この本を読むことで改めて向き合ってみた自分の内面をさらけ出す記事となっております。内向型らしいでしょ。

10代向けに書かれた本で、学校生活の話が多く出てくるので、ついつい自分の過去を振り返ってしまいました。

長いので、良ければ目次をご利用くださいね。

 

 

 

概要

学校では、活発で社交的であることが良いことだとされていて、おとなしいことは欠点だと考えられがち。

けれど、内向型にはじっくり考える・コツコツ取り組む・人の話をよく聞くなど素晴らしい 部分がたくさんあり、世界でも内向型であることを武器に成功している人が多くいる。

内向型の子どもたちに、内向型にはこのような良いところがあるのだということを多くの実例を交えて紹介しながら、学校生活、友達付き合いなど様々な場面で内向型らしい力の発揮の仕方を示してくれる本です。

 

あなたはどの型?内向型チェックリスト

そもそも内向型ってなんやねん、ということから。

内向型は自分の内面にある思考や感情に惹きつけられ、外向型は対外的な人付き合いや活動を好む

その真ん中あたりに位置する人もいて、心理学では、これを「両向型」と呼びます。

ちなみに、外向型と内向型では神経系の働きに違いがあって、外向型は外的刺激に対する反応が弱く、内向型はより強く反応するのだそうです。結果、外向型は明るい照明や大きな音で生きている実感を得、内向型は静かな環境のほうが元気になれるとのこと。

私はまさにこのブログを使って自分の内面にある思考や感情に向き合っているので、がっつり内向型だろうということはほぼ明らかなのですが、この本に載っている診断テスト、一応やってみました。(科学的な裏付けがあるテストではなく非公式のようですが)

みなさんはいかがでしょうか?ぜひやってみてください。

  • グループの中にいるより、ひとりかふたりの友達と一緒にいる方が好きだ
    YES
    仲の良い友達と二人か三人で過ごすのが好きです。グループになるととたんに自分の発言数が減る。
  • 自分の考えはどちらかというと文章に書いて伝えたい
    YES
    できるだけ適切な言葉を使いたいと思うので、その場で瞬時に考えなければならない会話よりも、じっくり考えて書いて伝えるほうが好き。
  • ひとりで過ごす時間が好きだ
    YES
    大好き。一人でたいていのことはできる。
    世の中には一人でランチとか映画とかできない人がいるのだと知ったときには本当に驚きました。
  • 軽い世間話より、ものごとを深く話し合う方が好きだ
    YES
    むしろ軽い世間話が苦手で…なので支援センター等で他のお母さんたちと話すのが苦手。
    仲良くなった人とじっくり深い話をするのが好き。
  • 人の話を聞くのがうまい、と友達によく言われる。
    YES
    よく、ではないけど言われることはある。(でもこれはたぶん、話すのがうまくなく必然的に聞くほうが多くなるからこう言われるんじゃないかなぁ)
  • 人数の多いクラスより、少ないクラスのほうが好きだ。
    YES
    少ない人数のほうが緊張しないし、一人ひとりのことをより良く知れるので。
  • 争いごとは避けたい。
    YES
    女子のグループにありがちな、常にどこかしら対立してたりするの、ほんと苦手。無駄なエネルギー使うなあと思ってしまう
  • 仕事や作品を人に見せるのは、完全にできあがってからにしたい。
    YES
    これは本当は直したいけど、YES。自信がないから途中で見られたくないけど、たいていの場合途中で人の目に触れてアドバイスをもらえるほうが結果的によいものができる。
  • 勉強や仕事が一番はかどるのは一人きりで取り組んでいるときだ。
    NO
    一人は好きだけど、基本怠惰なので完全に一人だとさぼり癖が。。テスト勉強などは仲の良い友達と図書館に行って、お互い干渉せずそれぞれ勉強するのが一番捗る。
  • 授業中、先生に当てられるのは好きではない。
    YES
    言いたい意見があるときでさえ、発言するのにはかなりのエネルギーを消耗する。
  • 友達と遊んで楽しかったときでも、そのあとはぐったりしてしまう。
    悩むけどNO
    疲れはするけど、充実していた時間のあとは家でも何かしら(本とか映画とか)活動して夜更かし気味。
  • 誕生日は大きなパーティーを開くより、仲の良い友達や家族にお祝いしてもらうほうがいい。
    YES
    大きなパーティー…苦手。身の振り方がわからない。本当は結婚披露宴もしたくなかった。(でもこれは自分はプロデュース側という意識があったので結果的に楽しくできたかな)
  • 学校で、自分ひとりでやる大きな課題を出されても、苦にならない。
    YES?
    苦にはならない…かな。ただし完成度はどうだろう
  • 自分の部屋で過ごす時間が長い
    YES
    自分の部屋大好き。インドア人間です
  • 基本的にリスクのあることはしたくない。
    YES
    避けられるなら避けたいよね。
  • なにかのプロジェクトに取り組んだり、スポーツや楽器の練習をしたり…(略)何時間も休みなくそれを続けても飽きることが無い。
    んー迷う。でもYESかな
    基本飽きっぽいけど、そのときブームの好きなことに没頭して何時間も、ということはそこそこあったかも。
    読書、絵、ランニング、水泳などとにかく一人でやることばかり。
  • 考えてからしゃべるほうだ。
    YES
    カッとなって考えずにしゃべってしまったときは、大抵大失敗しているのでものすごく後悔する。
  • あまり親しくない相手とは、電話でしゃべるよりメールするほうがいい。
    YES
    親しくない人との電話なんて無理無理無理無理
    (親しくないからこそ文字だけのやりとりは難しいと思うようになったのは最近のことかな)
  • みんなから注目されるのはすごく苦手だ。
    YES
    苦手すぎる。。
  • 質問に答えるより、質問をするほうが好きだ。
    YES
    質問されて答えるということは、自分に注目されるということで…考えながら話すのが苦手なので緊張する。
  • しゃべりかたが穏やかだとか、恥ずかしがりやだと、人から言われる。
    YES
  • もし選べるなら、スケジュールでいっぱいの週末より、まったく予定のない週末を過ごしたい。
    YES
    GWも本当はずっと家にいたいくらい。実際は帰省とか旅行とか…

 

YESが多いほど内向型寄りなのですが、

なんと、 YES 20個NO 2個 と、がっつりド内向型でした!

予想はしていたけど、ここまでとは。

 

本書には何人もの内向型の子どもの例が出てくるのですが、

「わかるわかる」「私もそうだった」の連発でした。

 

 

 

『「内気」は最大の“強み”!』もっと早くこの本に出会いたかった。

世の中、外向型のほうが優れているという価値観が幅を利かせていると思うんです。

親からも、学校からも、外向的になることを目指すよう言われ続けてきて、内向型である自分は外向型の人よりも価値が低いんだと思わされてきました。

子どもの頃、お盆やお正月には父の実家に親戚が集まって数日泊まり込み、

活発でおしゃべりな従姉妹たちとずっと一緒にいるのはしんどくて、私だけ別の部屋で本を読んでいるということがよくあったのですが、

よく大人たちから「あえかは本ばっかり読んでいて暗い」「おとなしく本ばっかり読んでないで、元気に遊ばないとね」といったことを言われていました。

なので子どもの頃の私は「自分は暗い性格なのだ」と思っていたし、「読書というのは暗い人がすることなのだ」と思っていたので、読書が趣味だと胸を張って言えなかったように思います。(なんてひどいことでしょう。思い出しただけで憤慨します。世の中の読書好きの人たちに謝ってほしい。)

学校生活でも、「手を挙げてたくさん発言すること」「多くの人の前で堂々と話せること」「友達がたくさんいること」がよいことだとされていて、そうでない自分は劣っているのだと思い込んでいました。

私ほどではなくても、自分の性格に劣等感を感じていた内向型の人は多いはず。

子どもの頃にこの本に出会っていれば、帯に書かれている『「内気」は最大の“強み”!』というフレーズを目にしていれば、これほどまでに自己肯定感の低い人間にならなかったのではと悔しく思ってしまいます。

 

内向型であることを克服しなければ!と思いすぎていた。

私は大学卒業後しばらく、多くの人の前で話す職業に就いていました。

人前で話すことが苦手な私がなぜ?と思われると思いますが、

業務内容が好きだったこと、その職に就くことをイメージして大学を選んだこと、

そして、「人前で話すことが苦手だということは克服しなければならない欠点であり、それを避けた職業選択をすることは逃げだ」という思い込みもあり、自己分析や業界研究などあまり熱心にしていなかったんです。

大変だけどその分やりがいも大きい仕事で、数年間は仕事に没頭し、休日も返上で働き続けていました。

でも結婚を機に転居のため退職することになり、引っ越し先で同じ仕事をするのかと考えたとき、「疲れたなぁ」と思ってしまったんですよね。

どうしても「偽物の自分を演じている」気がして。本当の私は、常に大きな声でテンション高く元気いっぱいにしゃべるようなキャラじゃないのに。

転職して事務職に就き、イベントや講座を企画したり運営したりする側に回り、「やっぱり私はプレイヤー側じゃなくてマネジメント側だ」としっくりきたものです。

もっと真面目に自己分析をして、自分の性格を変えようと無理をしてなんとかやっていける仕事ではなくて、自分がもともと持っている能力を活かすことのできる仕事を探すべきだったと思っています。

でもこれは今からでも遅くない、次就職するときは自分の持つ能力を活かせる仕事をしたい!と日々考えています。

って、いつまでも大学生みたいですが。専業主婦モラトリアム。

 

外向型・両向型の友人も多かった。

マキロさん(両向型)が、

親友は、ほとんどが「ザ・内向型」

と書かれてまして。

私はどうだったかなと考えてみたら、深い話を何時間もしていられる、一緒に旅行しても苦にならないレベルの友人は内向型であるものの、

学校で一緒に過ごすことの多かった友人は外向型寄りだったかもしれません。

思い返せば、外向型寄りの友人がいたおかげで私でもそれなりにいろんな人と話す機会を持てたのだなぁと、外向型の友人には感謝ばかりです。

(何を隠そう、夫とはザ・外向型の友人が開催した合コンで出会ってます…笑)

私はその子たちに何か返せていたのかな。

あまり自信がないですが、きっとその子たちなりに私といることに何か価値を感じてくれていたのですよね。

 

内向型はすごい力を持っている??

 この本に何度も書かれているのが、

内向型にはコツコツ頑張る・とことんやり抜く力がある

内向型は好きなことをとことん追求する

といった内向型の強み。

………えっと、この強み、私にはあまりないかも、です。。

私が何年も悩んでいるのは、「自分にはこれだ!」という、没頭できる大好きなことがないということ。

今の私が好きなのって、カメラとか、本とか、ブログとか…?

でも私、基本的にいろんなことがちょっとだけ上手にできる器用貧乏タイプなのです。

特筆すべき特技とか強みが、ない。

なにか一つを極めるということにすごく憧れを持っていて、職人とかクリエイター系の職業へのぼんやりとした憧れが常にあります。

内向型である私の強みって、いったいなんなんだろう。モラトリアムは続きそうです。

 

この本の生かし方。子育てで気をつけたいと思うこと

この本は10代向けに書かれた本なので、自分の生き方を見つめ直すことに加えて、子育てに活かしたいという思いで選びました。

ただ、自分がド内向なので、子どもが内向型だったとしても、自分の経験を生かして教えてあげられることも多いだろうという変な自信のようなものもありました。

でも読んでみて、やっぱり気をつけねばと思うことがいくつもあったので書いておきます。

 

内向型であることを新しいことに挑戦しない言い訳にしてはいけない

自分が内向型であることに劣等感を持っていたあまり、子どもには過剰に「そのままでいいんだよ」と言ってしまいそう。

内向型であることを変える必要はないけど、少しずつ自分の力の発揮の仕方を広げていったり、安心できる場所を広げていけばいいんだよ、と伝えてあげられるよう気をつけたいです。

思えば私も、少人数だったり安心できるコミュニティ内であれば発言したりリーダーになれたりしていたのでした。

きちんとそういう経験を積ませてあげたい。

 

あなたの子どもはあなたと別人格であり、あなたが子どもの頃に経験したつらい出来事を同じように経験するとは限らない

私や夫が内向型だからといって、子どもたちもそうだとは限らない。

子どもたちが内向型だったとしても、同じことで悩むのかどうかもわからない。私達が子どもの頃とは状況だって違う。(きっとSNS関係あたりで悩みが増えそう…)

自分の経験を当てはめるだけでなく、きちんと子ども本人に向き合いたいと思います。

 

SNSといえば、ネガティブなことばかり想像しがちですが、

SNSで「自分の好き」を共有する

インターネットは、内向型が意見を発表するのに絶好の場です。ほかの人に発言の邪魔をされる心配もありません。

このようなプラスの側面も。

ブログなんて正に、内向型にとって絶好の発信の場ですもんね。

学校で居づらさを感じてしまったとしても、それ以外に自分の居場所を見つけられるというのはインターネット時代の利点なので、適切に使わせてあげたいです。

 

まとめ

長すぎてうまくまとまりませんが…!

やっぱり、この本は子どもの時に読んでおいてほしいです。自分がどの型であれ、内向型について理解を深めるのはプラスになると思います。

小学校高学年くらいになれば読めるかな?

それまでこの本は我が家の本棚に大事にしまっておこうと思います。

 

 

かよさんのこちらの記事もあわせておすすめです。

取り上げられているのは別の本ですが、内向型について書かれています。

かよさんの明るいタッチで「内向型は個性!」「肯定して!」と書かれているのを読むと、自然と自信が持てます。

www.imakayo.com

 

 

ちらっと第二回予告。

少し早いですが、次回の課題図書の予告をしておきますね。

マキロさんからの課題図書は、こちらです!

タイトルを見るだけで興味津々。

育児が辛くてイライラしてしまっても、それは自分の親スキルが低いからではなく、子どもの気質のせいだったり、自分との相性のせいだったりするかもしれない…

そう思えるだけで子育てが楽になりそうな予感です。

興味を持たれた方はぜひ読んでみてくださいね。たくさん本を読んでるマキロさんの推薦なので、おもしろいこと間違いなし。私も読むのが楽しみです!

筆者:あえか(id:AEKA)
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