これまでの私の人生、ディズニーは縁遠いものでした。
妹や弟はディズニー好きで年に何度もTDR行く勢なので私も映画を観たりしていましたが、実家を離れてからは自らディズニー映画を観ることは一切なかったし、むしろどんな映画がやってるのかも知らないというくらい。
なんならプリンセスってなんやねんシンデレラストーリーとか好きちゃうわくらい思っていて、
千葉県に7年住んでいたけどディズニーランドに行ったのはたったの2回です。(うち1回は遠方から来てくれた友人のリクエストだし)
↓もう1回は叔母からの貢物のソフィアドレスで行きました
それが約1年前、 初めて『アナと雪の女王』を観て以来、長女ぽよがディズニーにどっぷり浸かってしまいまして…。
今ではディズニーデラックスという、月額700円でディズニー作品見放題のサービスに登録してしまうという浸かりっぷりです。
(それまではPrimeビデオで観てたんですが、突然ディズニー作品観られなくなったのですよ!←ディズニーデラックスがサービス開始したからだね)
この1年娘とちょこちょこディズニー作品を観てきたのですが、
日本語タイトルと英語タイトルがぜんぜん違うものがあって面白いことに気づきました。
ディズニー好きさんからしたら「何を今さら!」な件でしょうが…なんせ初心者なもので…
そんなわけで、私が個人的におもしろいなと思った日本語/英語タイトルの違いを挙げてみたいと思います。
日本語/英語タイトルの違い、私が驚いたものランキング
1位:リメンバー・ミー/Coco
これはかなり驚きだった!!
ココってかなりキーパーソンだと思うのですが…ネタバレにならないのかな!?
ミステリでもないしネタバレという概念がないのかな。
しかし日本語タイトルの『リメンバー・ミー』、原題も"Remenber me"だとしてもまったく不思議ではないくらい秀逸な邦題だと思う。違和感全くない。
名曲揃いだしストーリーも面白いし最後は何度観ても泣けるし、ほんといい映画です。
サウンドトラック聴いて娘と熱唱してます。

リメンバー・ミー (オリジナル・サウンドトラック / デラックス・エディション)
- アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
- 出版社/メーカー: Walt Disney Records
- 発売日: 2018/10/19
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2位:シュガー・ラッシュ/Wreck-It Ralph
Wreck-It Ralphは、主人公ラルフのフルネーム。(※)
日本語タイトルは『シュガー・ラッシュ』、ヒロインのヴァネロペという女の子が出てくるゲームの名前です。
原題はラルフ(男)なのを女の子のゲーム名にしたということは、日本では女の子向けにマーケティングしたほうが売れると判断したのでしょうか。ビジュアルもかなり違って、日本版はお菓子の国!
あ、劇中歌の『シュガー・ラッシュ』をAKBが歌ってるからそれに合わせたのかな?(この曲、英語で観てても日本語の曲がそのまま流れるのです)
個人的には、話題になった続編の『シュガー・ラッシュ:オンライン』よりもこの1作目の方が好きです。
※ブログ等ネット記事で「原題は”壊せ!ラルフ”という意味です」というものをよく見かけるのですが(wreck=壊す)、ハイフンで繋がれるので命令形ではなく、Fix-It Felix=フェリックスのフルネームに対する、Wreck-It Ralph=ラルフのフルネームかなと思います
3位:シュガー・ラッシュ:オンライン/Ralph breaks the Internet
ディズニープリンセス総出演ということで話題になった作品。
これは日本語タイトルがよくないと思う…!
『シュガー・ラッシュ:オンライン』だと、シュガー・ラッシュというアーケードゲームがオンラインゲーム化したかのよう。でも実際は違って、ラルフとヴァネロペがインターネットの世界に入り込むというもの。シュガー・ラッシュはむしろほぼ出てこない。前作タイトルをシュガー・ラッシュにしちゃったからしょうがないのかな…
なお作品の評価は割れてるようで、ざっとチェックしたところ「今作が初めて/プリンセス目当てで観た」層には高評価、前作から観ている人には低評価な印象。
確かに、えぇっ前回の話は!?ってなるストーリー展開かな…私もそこは同意かな。
インターネット/SNSの描写や、これまでディズニーが描いてきたプリンセス観へのアンサー、インターネットにおけるコメントの扱いなんかはおもしろくて好きです。
4位:ちいさなプリンセス ソフィア/Sofia the First
最初見たとき、一瞬「え、the firstってどういう意味?」って思ってしまった。
あ、『ソフィア1世』か!直訳だとなんかお堅いタイトル!
(『はじまりのものがたり』を見ればしっくり来るようになっている)
日本だと子ども向け作品に『ソフィア1世』とつけるのはナシな感覚だと思うんですが、アメリカの子どもにはこれでも受け入れられるということなんでしょうか。興味深いなぁ。
5位:塔の上のラプンツェル/Tangled
日本語タイトル見ておとぎ話感を感じていたのに、原題を見てびっくり、
tangled(もつれた)1語だった!
ラプンツェルあたりから米ディズニーさんがジェンダーを意識したプロモーションをするようになったとかなんとかの説を見かけました。女の子のみならず男の子もターゲットに、的な話とか。
後述の『アナと雪の女王(Frozen)』とか『モアナと伝説の海(Moana)』もそうだけど、日本語タイトルはジブリ風の説明的なタイトルにすることが多いのかな。
ビジュアルの違いもなかなかです。日本のは夢見る少女、アメリカのは戦う強い女性。
ストーリーに関してもラプンツェル(とか美女と野獣?)あたりから既存の「王子様&お姫様」なイメージから脱却してるように思えます。そのあたりが好き。
ちなみにどうでもよいですがRapunzelの発音が英語だと”ラパンゼル”なのに地味に「おぉ…!」となりました。ラプンツェルはドイツ語読みだもんね。
(でもね、子ども向けのディズニーの英語の本に、Rapunzelの読み方「ラプンツェル」って書いてあったんですよ。違うやんってツッコミました。これほんとOKなんかな。)
あと、吹き替え版のラプンツェルはしょこたんが演じているのに歌部分は別の人なのも興味深かったんですが、
続編の『ラプンツェル ザ・シリーズ』でしょこたんが歌うの聴いてなんとなーく納得感。
ちょっとアニメ声すぎるのかなぁと。
それにしてもラプンツェルも名曲いっぱい。かなりサントラ聴いてます。

- アーティスト: マンディ・ムーア& ザッカリー・リーヴァイ
- 出版社/メーカー: Walt Disney Records
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はっ、ラプンツェル好きすぎて長くなってしまった…。
その他これまでに観た作品でタイトル的に気になったもの
アナと雪の女王/Frozen
これは有名すぎるのでディズニーに疎い私でも前から知っていた。
「Frozen=凍った、氷で覆われた」で、きっと雪につつまれた国や凍りついたエルサの心などいろんな意味を含んでいるのだろうと予想。(←たぶん語り尽くされてる)
名作すぎて初心者の私に語れることなんてなんもないのですが、個人的にはエルサの吹き替えが松たか子なのが「優等生すぎる」印象…英語で聞いたことない人は聞いてみて。けっこう「つよい」イメージです。
アナ雪では完全に「王子様に守られるお姫様」から離れてますもんね。
Let it goの和訳歌詞も、ちょっと優等生ぎみに感じるかなぁ。でも名訳ですよね。
モアナと伝説の海/Moana
これも先述しましたがジブリ風になっている。
日本語タイトルから「伝説として語り継がれてる海があって、そこに向かって冒険の旅なのかな」というイメージを持っていましたが、若干違いました。
そしてやはり英語版ビジュアルのほうが「つよい」。
マウイ役の尾上松也の歌がいい声、かつ英語(You're welcome)がやたらいい発音で聞き入ってしまいます。
ミスター・インクレディブル、インクレディブル・ファミリー/The Incredibles、Incredibles 2
日本語だと
1作目:ミスター・インクレディブルひとり
2作目:インクレディブル一家
英語だと
1作目も2作目もインクレディブル一家
という意味なのがおもしろい。1作目も家族の話だったわけで。
1作目から『インクレディブル・ファミリー』にすればよかったのにと思わなくもない。映画タイトルの世界は難しいな。
音楽がめっちゃかっこよくてサントラかなり聴きました。これ吹奏楽で演奏したかったなー!
プリンセスと魔法のキス:Princess and the frog
「プリンセスとカエル」って…!これは、邦題のように変えて正解かも。笑(カエル嫌い)
ぽよに「ティアナ(本作のプリンセス)観る?」と尋ねても「カエルが出てくるからみたくないの」と言われます。
ちなみに私も珍しく途中で脱落しました…主人公も王子様もカエルって絵面がちょっとだめだった。。
ドックはおもちゃドクター/Doc McStuffins
(日本語ロゴがわかるリンクがなかった。。)
原題は主人公ドックのフルネームです。笑
日本語タイトルはやはり、ちょっと説明的なのがいいみたいですね。
ミッキーマウスとロードレーサーズ/Mickey and the Roadster Racers
英語をそのままカタカナにして「ロードスターレーサーズ」じゃ長かったんだよねきっと。
「ロードレーサー」になってます。
ただ今まであまり気にしていなかったのですが、
「ロードレーサー」って、、、ロードバイク(自転車) のことなんですよね。。ミッキーたちが乗ってるのはレースカー。車。
ちなみに英語のroadster=オープンカー。
なんかこれ大丈夫なの?とちょっと心配しちゃいます(なにを?)
まだ観てないけどタイトル的に気になるもの
カールじいさんの空飛ぶ家/Up
なんと!!英語タイトル、 たった二文字ですよ。
どうしてこれがこうなった?かなり気になるので近々観てみます。
『Up』ってタイトルがどんな意味をもつのか、なかなか想像がつかない…!
メリダとおそろしの森/Brave
これもラプンツェルとかアナ雪と同系統ですね。
きっとメリダが勇敢(brave)なんだろうけど他に含みがあるのかな?
ベイマックス/Big Hero 6
これ何!?私のベイマックスに関する知識がなさすぎて、この「6」が何を指してるのかさっぱりわかってないのですが…!
(ちらっと調べたらMARVELの同タイトル作品が原案ということなんですね。←それでもあんまよくわかってない)
ブロ友のはむ子さんの記事でベイマックス気になり中なので、これも近々観てみたい。
これからもお世話になります、ディズニー様
娘がいなかったら知らなかったディズニーの興味深い世界。
今後も娘たちといろいろ観て聴いて歌って、あわよくば英語の勉強にもなればいいなーなんて思っています。
サントラはAmazon Music Unlimitedで聴いてます。
#ぴよさん語録
— あえか:つづるgraph (@aekaekaeka) 2019年1月17日
ディズニー編
んきー(ミッキー)
んんー(ミニー)
んじー(デイジー)
うーわー(ジャスミン※Whole new worldから)
んご(エルサ※Let it goから)
んちぇー(ラプンツェル)
じゃじゅー(ベル※美女と野獣から)
ありー(その他のプリンセス※アリエルから?)
「ん」率の高さ。