前回の記事に引き続き、ブログに関して考えたことです。
これからも、書きたいことを書いていく。その1・Googleアップデートと私の書きたいブログ - つづるgraph
はてなブロガーにとってちょっと気になる存在、はてなスター。
「非表示にしようかな」って悩んだことがある人、実は多いのでは?
私もその一人で、2年くらい前に一度悩んで結局表示したまま、
つい最近は「もういらないや!」と勢いで非表示にしてしまっていたのでした。
勢いではてなスター消しちゃった。
— あえか:つづるgraph (@aekaekaeka) 2019年6月22日
(だからこの記事ほとんどスターない↓)
でもいろいろ考えて結局戻すことに。
「いろいろ考え」た中身をつづってみます。
- スターの数を気にしてしまう
- スターの基準は人それぞれ→気にするだけ損→よし、消そう
- じゃあ、スターをなくしたらどうなるの?
- 結局表示させることにした理由
- 読んでくれた人のため
- そんなわけで、スターをまた表示させることにしました。

スターの数を気にしてしまう
はてなスターの特徴は、他のSNSの「いいね」等と違って複数つけられる上、緑、赤などのカラースターというノーマルスターよりランクが上のものがあるところ。
心情を率直に吐露した記事、気合を入れて書いた記事などに多くのスターやカラースターがつくととても嬉しいものです。
反面、その特徴ゆえの悩みが生まれることもありまして。
1記事に時間をかければかけるほど、反応を気にしてしまう
わたしは1記事書くのに時間がかかるタイプ。
文章を一気に書き上げられることが少ないし、じっくり見直ししてできる限り誤字などを減らしたいタイプだし、子どもの写真を載せるときは加工も必要だし、たまにはアイキャッチ画像にもこだわったりするし。
1記事仕上がらないまま他に書きたいことが出てきて、いくつも並行して書いていると結局どれも仕上がらなくて、アップできるのは書き始めからかなり時間が経っていることも多々。
そうやって(無駄に)時間をかけてしまった分、大したこと書いていないのに思いが強くなってしまい、公開したときにやたらと反応が気になってしまうのです。
自分でもちっちゃいなーと思うのだけど。。
「今回は○○さんから2つだった、1つだった…」
これが本当にちっちゃいな自分と思うやつ。
「いつも○個つけてくれるあの人が、今回は○−1個だった…あんまりよくなかったのかな今回の記事…」みたいなことを、気にしちゃうこともあるのです。
暇か!暇なのかわたし?
スターの基準は人それぞれ→気にするだけ損→よし、消そう
ただ、スターをどういう時に押すかって、統一された基準があるわけじゃないのです。
共感したら押す人もいるだろうし、有益だったと感じたら押す人もいるだろうし、「読んだよ」の印の人もいるだろうと思う。
どんな時にいつもより多め・少なめに押すかの基準だって人それぞれだろうし、
更には「デフォルトの個数から加点方式」タイプもいれば、「デフォルトの個数から引くこともあれば足すこともある」タイプもいるようだし、
なんなら読んでもつけ忘れるとか、何らかのエラーでつけられず、後でまたつけに来ようと思って忘れるなんてこともある。私も最近よくある。(!)
そんな曖昧なことで一喜一憂するのは損だなとふっと思いまして、即非表示にしました。
…とはいいつつも、人のスターの基準みたいなものってちょっと気になりません?そんな暇じゃない?
ちなみにあえかの場合
デフォルトは3つです。なんか気づいたら3つだった。周りにも3つの人が多いから自然とそうなったのかもしれない。
「めちゃめちゃ共感!」「頷きすぎて首がもげる!」「めっちゃいいこと言ってる!」「ものすごく考えさせられる!」のような、感情が大きくぐわーーんと動かされたときに4つ、5つと連打します。
それがもっと感極まってくるとグリーンスターになるのだけど、今わたしグリーンスター持ってない…これってなくなったら買わなきゃいけないの?
(そんな貴重なグリーンスターをつけていただけるなんて、めちゃくちゃ嬉しくて感激なのです。←語彙力)
じゃあ、スターをなくしたらどうなるの?
反応は気にならなくなる?
私の場合、実のところけっこうスッキリしました。
記事をアップしたあとにそわそわすることがない!
チラチラはてなアプリ覗きに行ってたのがすっぱりなくなりました。
「気になる」「いや気にしないようにしよう」みたいな葛藤すら必要なくなって、これ、アリかも!と本気で思った。
結局表示させることにした理由
自分のため
スターをなくしたからって完全に反応が気にならないわけじゃない
はてなスター以外にも、PV、はてなブックマーク、コメント、Twitter等ブログを更新することで気にしてしまう反応っていろいろあります。
さっきはスターを消したらすっきりしたと書いたけれど、かといって全部の反応を気にしないようにするのは到底無理だし、やはり反応をもらえると嬉しいのです。
反応をシャットアウトしたければ、Twitterなんてやめたらいいし、ブクマボタンだって外したらいい。
なんなら、はてなブログをやめてWordPressにでも行ってひっそり書いていたらいい。
でもそこまではできなくて、これまで書いてきたはてなブログを大切にしたい。
それならはてなブログらしさであるスターを残しておくのもいいなって。
一喜一憂するのもまたはてならしさかもね。
多いも少ないもしっかり受け止める
前回の記事を書くにあたり、わたしには「良い文章を書きたい」という思いが、自分で思っていた以上に強くあったことに気づきました。
じゃあ、もし読んでくれた方が「良い文章だった」と思ってくれたとしたら、どんな反応をしたいと思うだろう?
読んでくれた方がはてなユーザーだったら、それはたぶんはてなスター。
数が少ないなら少ないで、その事実を受け止めるのも良い文章を書けるようになるための一つの方法かもしれない。
へこむこともあるだろうけど、それもちゃんと受け止めようかなという気持ちになれました。
※反応の方法にははてなブックマークだってあるんだけど、本来は「あとで読み返すために保存しておく」ための機能であって、ブックマークがたくさんつくのは「役に立つ」記事のはず…という固定観念のようなものも捨てきれなかったりするのです。そして私は「役に立つ」記事を書いているわけじゃないのです。
読んでくれた人のため
スターはわたしのものであると同時に読んだ人のものでもある
わたしは、激しい共感のあまり「スターを連打したい!」という思いにかられたことがあります。
コメントしようと思ったけどうまく言葉にできなくて、スターに思いを託したこともあります。
命の誕生が嬉しくて尊くて、花を贈るような気持ちでスターを押したこともあります。
もしわたしの記事に対してそんな気持ちになってくれた人がいたとしたら、それを受け入れられる場所を用意しておきたいな、と思ったのです。
ブログは自分のための日記でもあるけれど、インターネットで文章を発信している限り、それを「読んだ体験」は読んだ人のもの。
読んだ人が思いを表現できる方法の選択肢はなるべく多くしておきたい。
そんなわけで、スターをまた表示させることにしました。
こんな記事書いたら読んでくれた方に気を遣わせてしまうのではとも危惧しましたが…どうか、思うままにスターご利用くださいね。
スターは読んだ人のもの!
こんな私ですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
スターを消すかどうかにあたり読ませていただいた記事です。
どれもわかりすぎてヘドバン級頷き。スター激しく連打したい。