ここ数ヶ月で何回か、持っている資格の更新のため講習を受けている。
今後この資格を使って働くかどうかは未知、というか、たぶん当面はない、と思う。でも念の為更新しておくことにした。
講習の参加者は現役でバリバリ仕事している人がほとんどで、しかも大抵グループワークだとかディスカッションだとかが組み込まれていて緊張が半端ない。
話についていけなかったらどうしよう。業界から離れてるだけじゃなくそもそもここ数年働いてない。ぼーっとした主婦が来やがってとか思われるんじゃないか。
朝から夕方まで丸一日なんて、集中できるんだろうか。そんなに長時間がっつり大人だけの空間にいるなんて久しぶりすぎて、どうなるんだろうか。
服装は浮いていないだろうか。ラフすぎないだろうか、逆にかっちりすぎないだろうか。
毎回いろんな不安を抱えながら参加しているのだけど、
終わったあと思うことは毎回「楽しかった!!」。
自分だけのために1日時間を使えるってなんて贅沢。
今すぐ役に立つわけではない、今日帰っても学んだことを家庭で実践することなんてない、そんなことを学びに行けるってなんて贅沢。
子どものことを気にせずに大人とだけ会話できるって、なんて新鮮。
子どもを見ていてくれる夫に心の底から素直に「ありがとう」と思える。
学ぶって、楽しい。
そんな喜びからかもしれない、
「今の自分は社会人として使い物にならないだろう」って思い込んでたけど、
「実はそんなことないのでは?」と勘違いできるほどに自己肯定感が回復している。
自己肯定感日和山級*1のわたしとしてはものすごいことなのだ!
確かに、今も現場でバリバリ働いている人に比べたら、圧倒的に経験が少ないし、知識や技術は衰えていると思う。
でも、知識や技術・経験って実はあとから補えるもので、
持っているべき大切なものって、「学び続ける意欲」なんじゃないかなぁなんて感じた。
わたしも在職時そうだったかもしれないけど、現場で仕事に追われていると、日々の仕事をこなすので精一杯で、新しいことを学んで取り入れようってなかなかできなかったりする。
でも目まぐるしく変わり続けるこの時代、「現状維持」は実は「退化」で、
「学び続ける・変化を恐れない姿勢」を身に着けていることの方が、知識を身に着けている「だけ」よりは価値があるのかもしれない。
そしてその「学び続ける・変化を恐れない姿勢」って、仕事をしていない専業主婦でも身につけているものなんじゃないかな。
より効率的な家事のために常に情報収集したり、それまで「常識」だと思い込んでいたことを捨ててみたり。
日々成長して変わり続ける子どもの課題を解決するために、毎日違う方法を試したり。そして出会えた最適解もすぐに手放さざるを得なくなったり。
そういうことに必死に取り組んでいる人は立派な価値のある”社会人”で、わたしだってその一員なんじゃないかな。
(実際仕事に就けたわけじゃないから思い込みの可能性大いにあり、だけど!)
なんて、ちょっとだけ自分に自信を持つきっかけになった、有意義な講習だった。
で、さっきも書いたとおりこの資格を直接生かして働くことは今は考えてないのだけど、
その代わりと言ってはなんだけど久しぶりにTOEICを受けることにした。
これはこれで直接役に立つかは不明だし、もっと言えばこれの勉強をする=英語力アップ、ってわけでもないんだけど、
「なんももってない主婦」よりかはレベルアップできるような気がして。
そして、わかりやすく「学び続ける姿勢」でいられる気がして。
家族に負担をかけて受験しにいくわけだから、ひとりのときより自然と気合が入る。
自分で「意味がある」と思えるスコアをとるべくがんばろう。
なんとも美味しそうにパンを食べる次女。
実はこの子とべったり過ごすのがしんどくなってきて、離れるために働きたい気持ちが湧いてきている。そんな消極的な理由で申し訳ないんだけど。。
保育園入れるかとか、雇ってくれるところはあるかとか…いろいろ壁はあるけど。
みんながご機嫌で暮らせる道を探りたい。
2歳次女、幼稚園で遊びたくて号泣、家に入りたくなくて号泣😢
— あえか|つづるgraph (@aekaekaeka) September 17, 2019
来年プレの歳だけど、プレどころかもうがっつり2歳児クラス、もしくは保育園入っていただきたい。。
本格的にさがそう…。 pic.twitter.com/sxfDbbkrNb
*1: (え…天保山もう日本一低い山じゃなくなってたんだ…)