つづるgraph

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おすそわけについて思うこと

 

おすそわけって、お下がり同様リスキーだと思う

子育て界において、お下がりがリスクを伴うものだということは子育て世代の方々なら感じたことがあると思う。

お下がりする側からしたら「まだまだ使えそうなものだから誰かの役に立ってほしい」との思いからする行為で、わたしも使わなくなった赤ちゃん用品を引き取ってもらったことがあるので、もらっていただけるありがたみは重々感じている。

ただ、気持ちよくお下がりをするには双方の関係が対等だったり気遣いせず意見を言える間柄ではないと難しいと思う。

「使わなくなった○○や△△があるけど、もし欲しいようなら言ってください」など相手のことを考えたオファーができるか、またオファーをされたときに遠慮なく「○○はほしいです。△△は不要です」とはっきり言うことができるかがとても大切。

相手のことを尊重できず不要なものを半ば押しつけるような形だともらった方は相当困るし、はっきり「いらないです」と言えない相手からのオファーだといくら希望を聞いてもらっていたとしてもほぼ断る権利はないようなものだったりする。

相手に負担をかけてしまうかもしれないという点でお下がりをするのはリスクが伴う。それならフリマサイト等で本当に必要としている人にお金を出して買ってもらったほうがいい場合もある。

 

ということを最近、おすそわけについて考えている。きっかけは大量の野菜を送ってもらったこと。

このところ、わたしにとって野菜のおすそわけがかなりのストレス源になっている。非常に申し訳ないことなのだけど。

 

かつては野菜のみならず作ったおかずのおすそわけなんかも当たり前のように行われていたのだと思う。

でも今の時代では正直、おすそわけってメリットよりもリスクの方が大きいと思っている。

核家族だとそもそもの食材の消費量が少ないこともある。育ち盛りの子どもが複数いたりするとかなり多いだろうけど、たとえば我が家の場合だと野菜食べないガール×2+野菜がそこまで好きでない(特に調理)母+帰りが遅くて家であんまりごはん食べない父という構成なので野菜の消費がとても少ない。

それに買い物のしかたも多様になっていてその家のスタイルが決まってることも多いように思う。野菜はコープで定期購入ですとか、Oisix使ってますとか、週一でお気に入りのスーパーに買い出し行ってますとか。

そんな中不定期におすそわけが入り込んでくるのは、ありがたいことももちろんあるのだろうけど、正直困るって人も多いんじゃないかな。

どうやって使い切ろうか考える手間が増える。腐らせずに使いきらねばという心労がかかる。使い慣れてない野菜だと保存方法やレシピを調べなきゃならない。保管場所に困ることもある。

相手にかける負担、それによってネガティブな感情を抱かれてしまう可能性等を考えると、おすそわけするのってリスキーだなとしか思えない。

もらえてありがたいということはあるかもしれない、けどたとえもらえなくても「おすそわけしてくれないなんてケチ!くれればいいのに!」なんて思う人いないだろうし、最初からおすそわけがもらえると当て込んで購入計画立てる人もそうそういないだろうから、おすそわけしないことによるデメリットはない。

育児用品だと大物で金額の大きいものもあるためもらえて助かるってケースも増えるのだろうけど、野菜だと金額もそれほど大きくないしね。

もちろん家庭菜園で採れた野菜を無駄にするのはもったいないことだけど、初めから誰かにあげることを前提とした量じゃなく、自分たちの家庭で食べ切れる量を育てるのが一番無駄がないんじゃないかな。

家庭菜園って「趣味+少し実益」だとわたしは思ってるんだけど、誰かの負担の上に成り立つ趣味ってどうなんだろうね。裁縫が趣味だからって服を量産しまくって周りに配っていたら迷惑でしょう、相手が欲しいと思っていない限り。それと一緒じゃないかな。

わたしはもし将来家庭菜園にハマることがあっても、自分たちで食べ切れるくらいの小規模なものにするって決めてる。身内だからって気軽に「あげればいいや」って当てにしない。

 

今後の課題

  • そもそもの消費量が多くないこと、わたしがやりくりや調理が苦手なことを伝えて、送る場合は多すぎない量にしてもらいたいとお願いしたい。できるだろうか。
  • わたしが苦手・夫が大好きではないけどまぁ食べるようなもの(豆類、柿)については送るのを控えてもらうよう伝えたい…けど伝えられるだろうか。。
    これらが送られてきたときいつも家の空気が悪くなる。わたしが食べないと「少しも食べないの?」と言われるし、かといって苦手なものを我慢して食べるよりおいしく食べられる人に食べてもらうほうがいいんじゃないかと悩ましく思ったり。。
    (これが「わたしが苦手・夫の大好物」だとまた違うんだと思う。「あえか食べないの?だったら全部食べるねラッキー!」みたいになりそうだし。)
  • それとも、もうおすそわけは送られてくるものなのだと割り切って腹を括り、大量に消費することに精を出したり苦手なものでも顔に出さず食べるよう努力する方向がいいんだろうか。いちいちストレスと思わず、淡々と処理。
  • それでもどうしても廃棄せねばならないこともある。そんなときは、「おすそわけとは捨てることへの罪悪感を他の人に委ねることである」、つまりくれた人ができなかった行為をわたしが代わりにしてあげているのだ、くらいの意識であまり罪悪感にかられずに事務的に処理するよう心がける。

好意で送ってくれた野菜が原因でわたしにストレスがかかったり家庭内がギスギスしたりするのは、わたしもいやだし送ってくれる側からしても本意ではないと思う。

気持ちよく暮らせるよう、なんとかうまく対処したい。

 

筆者:あえか(id:AEKA)
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