このところ暖かくなってきて、ぽよの水筒もそろそろ保冷できるものを買おうかなぁなんて最近物色しているんですが、なかなか決まりません。
外出時に飲ませやすい(こぼす心配がない)のはストローだけどお手入れが面倒、
コップタイプがいいのかな?とも思いつつ、
別に今家にいくつもあるこういうの↓でいいんじゃない?となり、
でもこれだと失敗した時にだばーっとこぼれちゃうよなと思うと面倒、
というか来年幼稚園用に考えなきゃいけないならそれまで保留でもいい?
などなどいろいろ考え、
今のところはつなぎでこのボトルです。
こういうボトル、今までちゃんと見たことなくって飲み口が広いんだと思っていて敬遠していたんですが、
こんなパーツがついていたんですね!
一気にどばっと出なくて安心なのですね。
保冷ではないけど、しばらくはこれでいいような気もしています。
「水筒の斜めがけ」で思い出す、小学生時代の話
水筒売り場に行くと、必ずあるのが水筒を斜めがけにできる紐がついたもの。
水筒を斜めにかけている姿って、いかにも幼児って感じでとてもかわいらしいのですが、
私はなるべくならさせたくない(リュックなどに入れて持ち運んで欲しい)と思っています。
というのも、
小学校の時、同級生の弟さんが水筒を斜めがけにした状態で転倒し、亡くなっているんです。
当時私が小3か小4くらいだったので、弟さんは低学年。
夏休み明けの全校集会で、校長先生から話があったのを覚えています。
当時まだ子どもだったし、その同級生の男の子とはあまり話すことがなかったので、それほど詳しい状況を聞いたわけではないのですが、
どうやら、水筒を斜めがけにしたまま走っていて転び、内臓を損傷してしまい、亡くなったとのことでした。
でも、世の中には普通に斜めがけの水筒が出回っているし、こういう事故ってかなり稀なのかな?と思い調べてみると、
下記リンクのような事故は報告されているようでした。
転倒して内蔵損傷、膵臓・脾臓を摘出 しているそうです。
日本小児科学会はこのほど、首から水筒をぶら下げていた小学生の男児が転倒した際に地面との間に挟まった水筒で腹部を強打し、膵損傷を来した事例が報告されているとして、Injury Alert(傷害速報)を発表した。同学会こどもの生活環境改善委員会では、内臓脂肪が少なく腹壁筋が弱い小児は外力を十分に緩衝できないことなどから成人に比べて内臓損傷を起こしやすいとし、水筒の持参が増える夏場にかけて注意を呼び掛けている。
ただ、見つかったのがこれ1件のみで、死亡事故については見つからず。
かなり前のことなのでネット上に情報がないのかなと思います。
このページでは、下記の通り水筒を斜めがけにしないのが望ましいと書かれているのですが、
報告症例は頻繁に発生する事故とは言い難いとしながらも、使用説明書などに水筒を持参して移動する際は斜めがけにしない対策や、斜めがけにする場合は水筒が腹部正面に来ないよう高さを調節する、水筒をぶら下げて走らない工夫などが記載されることが望ましいと指摘している。
一般的に、紐のついた水筒についての注意事項としては
- 水筒をぶら下げたまま公園の遊具等で遊ばない(遊具に引っかかる危険性がある)
- 首から下げるのではなく斜めがけにする(首が絞まるのを防ぐ)
といったことが言われているようなんです。
むしろ斜めがけが推奨されている、と。
「水筒を斜めがけにしたまま転んで亡くなる」という可能性はとても低いのかもしれません。
でも万が一がもし我が子に起きたらと考えると恐ろしくて。
私は紐付きの水筒を購入することはないかな、と思います。
不安なのが、もし幼稚園から紐付きを指定されたらどうしようということ。
危険性があるのだということを伝えてもいいのかな。
できれば伝えて、カバンに入れて移動することを提案したいと思うけれど。
走るなと言っても、子どもは夢中になったら忘れてしまうだろうし。
これを読んだ方で、もし今後水筒の購入予定がある方、紐付きのものを検討している方がいらっしゃれば、
本当にぶら下げる必要はあるのか?
カバンに入れるのではダメなのか?
ということを、少し考えていただけたらなぁという思いでこの記事を書きました。
未来の事故の可能性が少しでも減ることを願って。